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青春・恋愛・ユーモア・その他現代小説2005


オー・マイ・ガアッ!/浅田次郎

ラスベガスを舞台にしたドタバタ人情小説。

共同経営者の親友に裏切られた失意の男大前剛、一流ビジネスウーマンだったのにラスベガスではじけてストリートガールになってしまった梶野理沙、ベトナム戦の英雄で現在は敗残者のジョン・キングスレーの三人は、一台のスロットマシーンにちょっかいを出したことで5400万ドルのジャックポットを当ててしまう。それぞれ権利を主張する三人だったが、若い二人が偽装結婚してキングスレーの養子になることで山分けしようと思いつく。この当たり金を管理する元マフィアがすべて使い込んでいたために、メガバックスの呪いという暗殺者を差し向けられる羽目に・・・。

筋立て自体に新味はない。マフィア同士の絆など、ちょっとホロリとさせたりするが、ギャグにも今イチ切れがないような気がする。プリズンホテルのような笑いと涙を期待していたのだが・・・。大前にラスベガスのルールを教え、人間の生き方を教える車椅子の老婦人がかっこいい。最後に健気さを見せる三人がちょっと○(笑)。疑似家族関係だったはずなのに妙に互いを思いやったりしている。

それよりもラスベガスの描写が面白かった。驚くほど安い料金で宿泊することが出来るようで、平等に客を楽しませるための人工の都は、隆慶一郎が描いた吉原のようであり、網野史学の「公界」という印象も受ける。マフィアのバグジー・シーゲルが作り、ハワード・ヒューズが完成させた夢の都であろうか。











樹上のゆりかご/荻原規子

合唱祭、体育祭、文化祭などの行事を重視する、自治的な生徒会活動が活発なエリート高を舞台にした青春サスペンスという感じだろうか。

辰川高校は、戦前のナンバースクールの伝統を引くエリート高で、伝統的に生徒の自主的な活動を尊重するような学校である。男子と女子の生徒数が違うため、女子を尊重しながらの男子優位が暗黙の了解で成り立っている。この学校の行事に悪質ないたずらが続き、サスペンス的な興味が盛り上がっていく趣向だ。

主人公である上田ひろみは、個性的な友人の中で自分を平凡と思っているが、それ故に、エリート意識に裏打ちされた奇妙な学校の伝統を客観的に眺めている。疑惑に絡むミステリアスな美女と友人になるが、ミステリアスな大人びた美女というのはややありきたりの感。政治的な行動をする生徒会長など、どうも現在の高校生からはかけ離れているような連中もちょっと不自然に感じる。

こういう学園小説では、かつて一世を風靡した秋元文庫がある。その中に、二十歳くらいで亡くなってしまった女性の「静かに自習せよ」「涙で顔を洗おう」という中学生小説があったが、大人びた中学生の雰囲気が大変似通っていたように思う。NHKの少年ドラマシリーズで「マリコ」「続・マリコ」としてドラマ化されたのも懐かしい思い出である。主演の浅野真弓という子役は、「タイムトラベラー」などにも出演していて、当時の子役スターだったが、大人になってからはかすんでしまった。

戦前のナンバースクールの伝統を引く新制高校については、林望が書いていたように思う(彼は都立戸山高校卒)。学校群制度の導入によって個々の高校の個性が薄れてしまったと嘆いていたが、例えば有名国大への進学が当たり前だった戸山高校では、浪人の卒業生に対する補講があったという。良くも悪くもエリート意識に裏打ちされたものだったのだろう。

学校群制度での都立校受験は、内申で受験できる郡が決まってしまうので、希望の高校が受験できず嫌な思いをした。あまりいい制度とは言えなかったと思う・・・。












サウス・バウンド/奥田英朗

元過激派で官権嫌いという型破りな父親を持つ二郎少年を主人公にした楽園探し小説。 父親はフリーライターを名乗っているが、世間に文句を言うのが仕事のような、型破りな大男だ。二郎は何かと苦労しているが、母親がしっかりと家を支えている。

児童文学では、非常識な親がいると妙に子供が律儀というパターンがあるが、二郎は普通にわんぱくであり、淳や向井(老成振りが笑わせてくれる)のような友人もいて、それなりに充実した生活をしている。中学生の不良カツにつきまとわれる事態になり、ビビリながらもこれをどう乗りきるかが第一部東京篇の見せ場である。

卑劣な弱い者いじめの不良カツの子分になっているのが黒木という元級友で、母親失格のヤンママに育てられいるせいか、ややヒステリックな気質を持っているが、この少年の描き方が秀逸。一度は二郎と共に逆らってカツをボコボコにしてしまうが、殺してしまったと思い込み、二人で逃避行に出たりしている。江ノ島で一夜を明かすシーンが、心細さと友情を感じさせて心地よい。

様々なトラブルの果てに、父親の故郷である八重山へ移住することになった一家だが、友人たちとの別れの夜、黒木と共にカツをぶちのめしに行くシーンが痛快。爽やかに、やや切なく友人たちと別れていく。

西表に移住することになった一家だが、父親の家系が地元では英雄視されているらしく、大歓迎される。ユイマールという助け合いの習慣もあり、貧しいながら心豊かに暮らしていけるかと思ったのも束の間、一家はリゾート開発予定地を不法占拠していることになっていて、買い奴業者やその手先の町議兼土建屋と争うことになる。この闘争がドタバタと終末まで繋がっていく。

父親の名前が一郎で、東京生活の敗残者として都落ちしていく過程は「北の国から」と重なる印象があるが、田中邦衛が演じた黒板五郎のような悲愴感はない。父親があくまで陽性と言うこともあるし、南の島の楽天性もあるのか(笑)。二郎の姉も男関係のどさくさがあり、このあたりも「北の国から」の雪子叔母さんを思わせた。この姉もかなり脳天気である。

一種のユートピア小説なのだろうが、妙に理想的な一家という訳でもなく、深刻になることもなく、一気呵成に読んでしまう面白さだった。












夜のピクニック/恩田陸

歩行祭という学校の行事で一昼夜を歩き続ける高校生達が、葛藤や自問を繰り返しながら変化していく様子を描いた青春小説です。

疲労困憊の上、深夜の暗闇という異界の中で思わぬ本音を吐露したり、友人の別な一面が明らかになったりして、修学旅行の時、深夜いつまでも語り合ったことを思い出しました。ほんの少しサスペンスな趣向もありまして、「ネバーランド」「六番目の小夜子」同様、スリリングで抒情的な傑作青春小説という感じです。

深夜になるとハイテンションになる吸血鬼のようなクラスメートとか、打算的に思い出作りをしておこうという女子など、脇役キャラも面白うございますね。

それにしても、粗筋を説明するとそのまま重要なネタに触れてしまうことになりかねませず、何とも中途半端な紹介になってしまいました(笑)。

夜のピクニック








君たちに明日はない/垣根涼介

ハード・アクション・サスペンスの「ワイルド・ソウル」の作者とは思えない作品(笑)。リストラ請負会社の面接担当者と、リストラ候補者との事情を交互に描いて、不思議な余韻があるビジネス小説になっている。

薹の立ったジャニーズ系とも言うべき山下真介は、一見怜悧で小賢しそうに見えるが、田舎者故の律儀さや誠実さも持っている。彼には、強気で仕事が出来て愛敬がある、可愛い年上の女に弱いと言う面があり、リストラ候補者の8才年上の女性・陽子と深間になってしまう。この二人の情事は、「ワイルド・ソウル」同様、こってりとえげつなく、そのあたりが妙に人間くさくて切なくて幸福感があって笑える。どちらも苦労を舐めてきており、決してお上品ではない人間の確かさのようなもの感じさせるキャラなのだ。

リストラ候補者側の事情が詳細に語られるが、それぞれ有能なのに会社に居場所がないという感じで、未来は結構明るいかもしれないと思わせる。当面、リストラ候補から外された陽子だが、棚からぼた餅のような転職話が降ってきて、あぁ、よかったなぁとしみじみ思う。最終章、かつて真介の前から消えた、親子のように年の離れた女性が一瞬だけ姿を見せるが、陽子に黙っていろという仕草を見せて消えていく場面の余韻が、あざといくらいに泣かせる。派手な筋立てだけではなく、ウェットな情の部分で読ませる作家なのだと思う。







レヴォリューションNO.3/金城一紀

新宿区内では最低レベルの私立高校の一クラスが、温厚で生徒思いの生物教師の「勉強が得意ではない遺伝子を持つ君たちと、エリートの遺伝子を混ぜ合わせて新たな遺伝子を創造してみたらどうだ」という励ましに発奮し、区内の超エリートお嬢様高校の文化祭(要チケット)に侵入することを企てる。

過去2回挑戦し、二度とも侵入には成功しているが、やり方が悪いとお嬢様達たちから拒絶され、3回目の今回こそとこぶしを握るバカ達である(笑)。健気で意地らしく反抗的な、実に愛すべきバカたち。

中学の卒業式にヤクザが花束を持ってスカウトに来たという舜臣、元は優等生だったのに挫折してしまった語り手、受刑者の親の為に働く萱野、史上再弱のヒキを持つ男山下、フィリピンとのハーフで、美貌と巨大なペニスを持ち、若い燕をしながら知識を蓄えるアギーなど、それぞれコンプレックスを持ちながらも、前向きな愛すべき連中なのである。

闘病中の友人との交流や、友人と心の中で葛藤する場面なども切ない。何ともコミカルで熱血でセンチメンタルな青春小説である。第三話はストーカー退治を依頼される話で、ハードボイルド的な展開が「池袋ウェストゲートパーク」を思わせた。雰囲気的によく似ていると思う。












GO/金城一紀

バリバリの活動家だった父親がハワイに行きたいと言いだし、朝鮮総連から民団に転籍した在日コリアンの高校生を描いた青春小説。著者自身がコリアンジャパニーズらしい。

勢いで韓国籍に変わってしまった杉原少年は、中学までは朝鮮学校だったが、偏差値の低い普通高校に進学する。唯一の友人がやくざの息子という生活はかなりスリリングで、時折挑戦者が現れてはぶちのめしている。杉原の喧嘩はボクサーだった父親譲りだが、この親父が痛快。小学校卒尚かつインテリで、ニーチェとマルクスに傾倒している。息子が悪いことをすればボコボコにぶちのめしてしまうのだ。

差別する奴は自力でぶちのめしてきた杉原も、理知的な彼女の前では臆病になる。この臆病さが普通の少年ぽくて良い。潔い正義感の持ち主の正一(ジョンイル)や、悪い仲間の元秀(ウォンス)との友情も心地よい。一緒に遊んでいて、別れるのが嫌さに無理矢理喧嘩するという状況がホロリとさせる。

日本人のようにふやけた状態では生きられず、かといって非行にはしるでも、妙な運動に傾倒するでもない。差別当たり前の状況で生きてきて、普通に生きるために多少反抗的に生きてきた、という感じが非常にかっこいい少年だと思う。

余談だが、別の作品(レヴォリューションNO.3)が映画化され、岡田准一(贔屓!)が出演しているらしい。「木更津キャッツアイ」で岡田准一が演じた不治の病のぶっさんのことを「くさるでもなく、変に頑張るでもなく、仲間に囲まれて普通に生きている」と訴えた美礼先生(薬師丸ひろ子の奇天烈振りが良かった!)のせりふがあったが、杉原少年とかぶるような気がする。「GO」が映画化された時の脚本は「木更津キャッツアイ」と同じ宮藤官九郎だし、何か関連ありげな気がするのだが・・・。











ぱいかじ南海作戦/椎名誠

何と言えばいいのか、ユーモアサバイバル小説とでもいうジャンルになるでしょうか。(笑)。 会社の倒産、離婚と、失意の果てに南の島に流れてきた主人公は、ホームレスと紙一重の海浜生活者のコミューンに迎えられ、楽しく、且つ、やや自堕落に暮らし始めますが、宴会の果てに酔いつぶれ、持ち物を奪い去られてしまいます。呆然とするうちにも、新たな旅行者がやってきたのをこれ幸いと、自分が略奪する側に回ろうとしますが、この青年と意気投合し、更には関西弁のパワフルな女性二人組がやってきて、不思議な共同生活が始まるのでした。

文明世界でのサバイバルという感じで、家もどきをこしらえたり、漁をしたり、猪を捕まえたり、このあたりは「ロビンソンクルーソー」「十五少年漂流記」を念頭に置いているように思えます。漁も猪狩りにも縁はありませんが、子供の頃、野原に秘密基地を作って遊んだ私には非常に懐かしい世界でもありました。

終盤、物語は、収束よりは拡散に向かう感じで、このあたり今イチ分かりません。「怪しい探検隊シリーズ」がそのまま小説になったような感じで、このシリーズが好きだった方には面白いと思われますが、切れ味鋭い「アド・バード」のような創作を期待しているとちょっと方向が違うかな、と・・・(笑)。

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図書館の水脈/竹内真

「海辺のカフカ」にインスパイアされて旅に出た中年作家(若き日の貧乏旅行中に図書館に寝泊まりした妙な過去を持っている)と、同様に旅に出た若いカップルを交互に描いているが、作家が今の職業を目指すに至った来し方を振り返るという感じで、センチメンタルで清々しいロードノベルだ。

「水脈」という言葉は、村上春樹の作品によく登場するアイテムである井戸にからめて使われれているが、それ以上にさまざまな意味を持たせているように思う。村上春樹へのトリビュートかつ図書館へのオマージュという感じで、やや奇異な印象はあるが、読後感は爽やかだ。劇中劇ならぬ作中作として紹介されるファンタジーも、是非本編が読みたいと思う。












「師匠!」/立川談四楼

著者は立川談志の弟子なので、談志についてエッセイ風に綴ったものだと思いましたがさにあらず、それぞれ創作の落語家小説でした。この人の小説は落語の余技だと思っていましたが、表紙折り返しの紹介に「落語も出来る小説家」とありまして、なるほどと思わせる筆力です。ほろりとさせて軽く苦みのある人情芸人小説集。

「すず女の涙」年がいって体が弱っている落語家の最後の弟子が師匠を思いやっている。伯父に連れて行かれた寄席で芸風に惚れ込み、さらに人格的にも魅了された弟子の気持ちが切ない。

「講師混同」女好きの師匠の取り持ちを命じられる弟子が、師匠の目当ての女子大生に惚れてしまう。芸は今イチながら、師匠を敬愛する人のよい弟子の恋が微笑ましい。

「うちどころ」芸はしっかりしているが面白みがなく、ついに後援者に引導を渡されてしまった中堅落語家の物語。後援者の暖かさが光る。

「先立つ幸せ」踊りの名取りでもある落語家の唯一の弟子が、師匠の最期をたどる鎮魂の旅。落語家の、父親への思い、弟子への思いが切々と綴られた名篇である。

「はんちく同盟」小児麻痺の後遺症がある前座が、義足の落語家から「はんちく同盟」に入れと声を掛けられる。他のメンバーは、脳梗塞で半身不随の落語家にアル中更生中の講談師と実にあぶない連中で、この人たちに鍛えられ、消極的な前座は一皮むけるのだ。障害を芸のネタにする落語家が痛快。風俗で身障者割引を要求したりする(笑)。












ファイティング寿限無/立川談四楼

橘龍太楼の弟子である前座の小龍は、常日頃師匠から何かテレビで売れる芸を持てと言われているが、やくざとの喧嘩で勝ってしまったことからボクシングジムに入門する。タレントボクサーとして名前を売る算段だったのだが、意外なことに・・・。

落語がやりたいのかボクサーとして名を成したいのかの葛藤が読みどころで、常に揺れ動いている心は、「落語もできる小説家」である著者の心境かもしれない。主人公の師匠がそのまま談志なのが笑える。

兄弟子として登場する龍之輔師匠は志の輔のことであろうが、洒脱で弟弟子思いで、なかなか素敵なキャラだ。作中で、お寒い落語界の現状を嘆いてもいるが、昨今は落語ブームであるらしく、寄席の客入りも結構なものらしい。ブームはいつか終わるに決まっているのだから、ブーマーの中から残る者がいれば幸いというものである。

ややご都合主義の感もあるが、切なく心地よい芸道&拳闘青春小説だった。












笑酔亭梅寿謎解噺/田中啓文

更正のために、嫌々落語家に弟子入りさせられた不良少年竜二が、落語がらみで起こる奇妙な事件の謎を解く連作ミステリー。それぞれの章題に落語のタイトルを振っていて、小説の内容と落語がリンクする趣向です。

ある書評メルマガが、この師匠について「六代目笑福亭松鶴をモデルにしている」と書いていましたが、さもありなんという破天荒さで、笑福亭鶴瓶が語る師匠のエピソードにも酷似しています。

飲んだくれで乱暴者の師匠は弟子思いの愛すべき人柄でもあり、おかしな師弟コンビが笑わせてくれます。ただ、本当の六代目松鶴は酒を飲まなかったという話を聞いたことがありますが、実際はどうだったのでしょうか。

嫌々弟子になった竜二は、端から見れば天性の才能を持っているのですが、なりたくて落語家になったわけではなし、違う領域の笑いに色目を使ったりしています。自分の型を探してフラフラしていますが、徐々に落語の面白さに目覚めていくのでした。努力が報われない姉弟子が大化けするエピソードや、小意地の悪い大卒兄弟子(小さくまとまっている)など、芸の世界を巡る人間関係も面白うございます。

しょうもないダジャレをミステリーの伏線にしたりして、なかなか奇天烈な趣のミステリーではあります。が、ミステリーより爆笑芸人青春小説として読むべき作品だと思いました。

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はなうた日和/山本幸久

「笑う招き猫」が楽しかった山本幸久による短篇集。

世田谷線沿線という設定が共通したり、脇役が一部かぶったりしているが、それぞれ独立している。タイトルから想像されるような脳天気一辺倒ではなく、多少は辛いことがある日々でも、はなうたが出るような小さな幸せもあるという感じの、切なく幸福な小説集だ。

第一編である「閣下のお出まし」が一番印象的だった。母親と暮らす一番少年が、会ったことのない父親(売れない役者)のもとへ家出すると、父親は不在で、同棲相手の子供ハジメが留守番していた。歓迎された一番が上がり込むと、なぜか大好きなヒーロー物の悪役スイカスイカ閣下の写真。父親がスイカスイカ閣下を演じていたことを知らされ驚く一番である。父親と暮らすハジメに嫉妬し始めた一番は、泣きながらハジメと言い合いをするが、この場面が白眉。なんとも微笑ましくて切なくて、この短篇集の中では一番好きだ。

さまざなエピソードが並び、多彩な短篇集になっている。
























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