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CD的雑想 ジャズ ソウル ブラックミュージック

 

中学生の頃にテレビ放映された「グレン・ミラー物語」を見て感激、 レコード屋に走り、グレン・ミラー楽団のベスト盤を購入したのがジャズの手始めでした。特にビッグバンドを好むのも(ラテン音楽でも)、これが尾を引いてのことと思います。 分厚いホーンのハーモニーはたまりませんなぁ・・・(笑)。
高校入学時、ブラスバンドに入部し、トロンボーンを志したのもグレン・ミラーに 憧れたからでした。ちっとも上達しないまま、転校を機に挫折致しましたが・・・。
ファンクが好きになったのもわりあいホーンが多用されていたからだと思いますが、 もちろんボーカルにもドコドコとしたグルーヴにも魅力を感じます。












UMO JAZZ ORCHESTRA

1 Frozen Petals / Kari Heinila 05:51
2 All Blues / Miles Davis 05:05
3 Aldebaran / Kari Komppa 09:35
4 What Is This? / Eero Koivistoinen 07:50
5 Bermuda / Jukka Linkola 05:32
6 Blue In Distance / Kari Heinila 04:51
7 Cuckoo's Nest / Eero Koivistoinen 07:30
8 Equinox / John Coltrane 06:32
9 Life Is A Cobra / Jarmo Savolainen 07:11
10 Tarkovski / Kirmo Lintinen 08:40


UMO JAZZ ORCHESTRAはフィンランドのビッグバンドジャズオーケストラである。ヘルシンキに本拠を置いて活動しているらしい。

厖大なクラシックやヨーロピアンジャズのコレクションを誇るNAXOSレーベルの一枚で、ネットでお付き合いのあるCDショップに注文したことがあるのだが、日本取り扱い代理店が変わり、更にNAXOSがダウンロード販売の方へ大きく舵を切ったため、入手困難に。しかし、某オフの激安中古棚で入手することが出来てめでたしめでたし(笑)。

グレン・ミラーでジャズに目覚め、グレン・ミラーへのミーハーから少しだけトロンボーンを経験したことのある自分にとって、重厚なホーンのハーモニーが炸裂するビッグバンドは大好物である。フィンランドのビッグバンドとは一体どんなもんなのだろうと、UMO JAZZ ORCHESTRAにも以前から少なからず興味があった。

で、聴いてみた印象だが、やはり現代のビッグバンドであり、スイングジャズ的な楽しさ・優雅さよりも、前衛、現代音楽、難解、という先鋭的な印象が先に立つ。何か思索的・哲学的という感じだ。

そして非常にシンフォニックでもあり、このあたりはさすがヨーロッパかなぁと思う。個々の楽器の上手さも感じさせるが、これなどは「ヨーロッパ=クラシック=正確さ」という先入観だろうか。中にとても黒々したものを感じさせる曲もあって、M8の8 Equinox / John Coltraneだった。なるほど・・・。

いかにもジャズっぽい楽曲があったり、スリリングな展開にワクワクしたり、好物のホーンの炸裂もあったりして、かなり風変わりながら大変に満足な一枚(笑)。









ELECTRIC BATH / THE DON ELLIS ORCHESTRA

1 INDIAN LADY
2 ALONE
3 TURKISH BATH
4 OPEN BEAUTY
5 NEW HORIZONS
6 TURKISH BATH(SINGLE)
7 INDIAN LADY(SINGLE)
(M6、M7はボーナストラック)

ザ・ドン・エリス・オーケストラは、トランペッター兼コンポーザー兼アレンジャーのドン・エリスが率いるビッグバンド。

元ブラバン(半年ですが)としては、ゴージャスなブラスのハーモニーには目がないので、もうそれだけでうっとりするが(笑)、更にサイケデリックでやや前衛的なビッグバンドジャズは、’70年前後のパワフルでお気楽な雰囲気・景気の良さ・スリルを併せ持ち、変拍子を多用して妙に気持ち良い。

タイトルからも分かるようにオリエンタルな曲調のものが多いが、ボンゴ、コンガなども配し、M2などはラテンジャズの雰囲気。M3の冒頭はいきなり強烈な不協和音で、なんとも気持ち悪良過ぎ〜っ!。M4は穏やかなふりをしつつ時折ヒステリックになる淑女の雰囲気だろうか(ただ、OPEN BEATUTYの意味がよく分からない・・・)。そして本来の締めになるM5がさまざまな顔を見せているのは全体の総括だろうか。豪華な打ち上げ花火のような終演に至る。

アングルの絵を使用したと思われるジャケットもなかなかもの凄く、なまめかしいというか鬱陶しいというか・・・(笑)。












キャノンボール’ズ・ボサノヴァ

キャノンボール・アダレイのブラジリアンジャズ。時に甘く時に軽快なサックスは、ブラジル音楽になんともマッチしているし、バックのザ・ボッサ・リオ・セクステットはセルジオ・メンデスが率いているし、言うことなしの心地よさである。

キャノンボール・アダレイについてはあまりよく知らないが、モダンジャズ黄金時代に名盤を残しているし、大物との共演が幾つも残されているようだ。「サムシン'エルス」というリーダー作は、実はマイルス・デイビスのリーダー作なのに、契約の問題だかでキャノンボール名義になっているとかの可哀想な話もあるらしい(笑)。

そういうガチンコジャズ的な真面目さとは無縁の、大変に楽しいアルバムである。緩・急・緩・急というアルバム構成なのか、甘く緩やかな哀調と、軽快なリズムが交互にやってきて快い。「ゲッツ/ジルベルト」という名作もあるが、サックスとブラジル音楽の相性は抜群なのだろう。そしてブラジリアンパーカッションによるリズムが大変に快感である。

かと言って、ただ心地よいだけの音楽ではない。自分にとってジャズの魅力は、スリルや不健全さにあるのだが、そういうヤバさみないものも含まれているように思えるのだ。ヘッドホンをしている耳元でサブトーンをやられた時のゾクゾク感と言ったら!(笑)。

ラテンジャズという分野は、日本ではラテンファンにもジャズファンにも顧みられない可哀想な分野だとある音楽評論家が書いていたが、ブラジリアンジャズというのはどうなのだろう。どちらのファンにもあっさりと受け入れられているような気がする。

M1"Clouds"の切ない始まりから耳をわしづかみにされる、うっとりと気持ちよいアルバムだった。










BABYFACE MTV UNPLUGGED NYC 1997

ブラックコンテンポラリー界の大物プロデューサーBABYFACEのアンプラグドライブ。 “Change The World(エリック・クラプトン)”,“Breathe Again(トニ・ブラクストン)”,“「Exale(ホイットニー・ヒューストン)”などのヒット曲を連ねていて、 こんな曲にも関わっていたのかと改めて知ることになった。 エリック・クラプトン、シャニース(ウィルソン)、スティーヴィー・ワンダーなどがゲスト出演し、 パーカッションにはシーラ・Eと、贅沢な構成だ。

エリック・クラプトンのブルージーなギターや分厚いバンド演奏、 ゴスペル風のアレンジなどの聴き所もあるのだが、 どちらかと言えばソフト&メローなスローナンバーが中心で、 ソウルフルなものを期待しているとやや期待はずれである。 ソウルミュージック風味のポップスという感じだが、 元々そういう立ち位置のプロデューサーなのだろうか。

シャニースの歌声に拍手が上がる部分がある。 高音域を無伴奏で、殊更見せつけるように伸ばす場面だ。こういう声は、 時折ブラックミュージックで耳にすることがある。はまればかっこよいが、 少しだけ弱いような気がした。シャニースという歌手については名前しか知らないのでウェブ検索してみたら、 14才でデビューしダンスチューンでヒットを続けてきたということだ。 ベビーフェイスのもとに移って大人の歌手として大化けしたらしい。

それにしても、“Baby,if I could change the world”という歌詞が心に沁みる昨今である。









join the band / TAKE6

TAKE6は、ジャズ、ゴスペル、R&Bの要素を取り入れたアカペラコーラスグループで、 彼らの歌声は美しく、重厚で、グルーヴィです。

アカペラと言いつつもバックトラックに打ち込みを使用していることが多いのですが、 本作の“join the band”というタイトルは、もう開き直ったという感じなのでしょうか(笑)。 甘いスローナンバー、ノリの良い4ビートなど多彩な楽曲が楽しめます。 Ray CharlsやStevie Wonderをゲストに迎えた曲目があったり、 アース・ウィンド&ファイアーの引用があったりするのも、 やや古めの洋楽ファンには懐かしいかもしれません。

CDに録音されたアカペラは適当に誤魔化しが利きそうで、 それほどの実力でなくても綺麗に響かせられるかと思うとさにあらず、 汚いハーモニーはやはり汚いものです。その点、TAKE6のハーモニーの美しいこと美しいこと・・・。

好きなアカペラグループの二大巨頭としてもう一つクラシックのシャンティクリアがありますが、 どちらのグループも美しいハーモニーはもちろん、個々の歌唱力が優れていて、 美しいソロを聴かせくれます。と言うより、個々の歌唱力がなければ、 美しいハーモニーは響かせられないのかもしれません。

TAKE6はおそらく大学の聖歌隊などが土台になっているのでしょう。 キリスト教的な歌詞があったりします。 大学のトイレで練習していたという話を聞いたことがありますが、さぞかしよく響いたことでしょう(笑)。

いっとき、「ハモ○プ」というふざけたアカペラブームがありましたが、 汚いハーモニーを得々と聴かせて悦に入っていた連中の気が知れません。 汚いハーモニーは、私にとって最も不愉快な物の一つ、許すべからざる不倶戴天の敵なのです!。 醜悪なブームが終わったことに心底ホッと致します。

TAKE6という美が存在していてよかったなぁと、しみじみ思うのでございました。









The Score/Fugees

ローリン・ヒルのボーカルが楽しめるヒップホップユニットの二作目です。

彼女の歌声は、ひんやりとして尚かつソウルフルという実に気持ちの良い声で、 真夏の暑熱をやわらげてくれるように思います。 敬愛する音楽評論家のピーター・バラカン氏が、 「ホイットニー・ヒューストンの声には魅力を感じないが、 ローリン・ヒルの声には歌心を感じる」と何かに書いていましたが、 なるほどと思わせました(因みにホイットニーも好きです(笑))。

ヒップホップというのはほとんど馴染みのない分野です。ICE-Tとか2PACとか、 あまりにも過激な感じ強烈すぎて近寄れずにいるのですが、 その点このCDには、「やさしく歌って」のカバーがあったり、 馴染みのあるメロディをサンプリングしていたりして、 素人の自分にもすんなり入り込むことができました (ガチガチのヒップホップファンからすると物足りなかったりするんでしょうか)。 センチメンタルだったりクールだったりコミカルだったり、 さまざまな魅力を一つに詰め込んだ音源だと思います。

ヒップホップやテクノなど、デジタルな音楽は得意ではなく、 音楽は生音に限ると思いこんでおりましたが、コラージュというのか、 デジタルな断片を好きなようにつなぎ合わせて作る面白さがあるように思います。 やはりアフリカ由来のリズムの音楽なんだなぁと・・・。









ZAP MAMA/ZAP MAMA

現在はマリー・ドルヌのソロ・プロジェクトになってしまっているZAP MAMAのデビューアルバムです。 ベルギーとザイールのハーフであるマリー・ドルヌの原初的な音楽体験が色濃く反映されたアルバムだそうで、 アフリカの民俗音楽、クラシック、ジャズなど、さまざまな要素を混交したアカペラコーラスが味わえます。

アフリカ言語、舌打ちや喉をすぼめての発声、鳥のさえずりのような独特の叫び声、繰り返されるパッセージのアフロなリズムなど、 思わず脳が陶然となるような気持ちよさがありました。 美しい和声、ドスの利いた和声、うねりのある和声など、ハーモニーも様々です。 サイレンを真似したハーモニーもありますが、ああいう発声はよほど喉が強くなければ真似できないでしょう。 リーダーのマリー・ドルヌの声の魅力が大きく、少しざらっとして艶っぽく、神秘的な声です。

アフリカ言語によるコーラスを聴いているうちに、 「コイサンマン(公開当時はブッシュマンでした)」という映画があったのを思い出しました。 アフリカの草原に暮らす民族のカルチャーショックを種にしたコメディでしたが、 今思えば、相当差別的な内容だったのではないかなぁと思います。


A Ma Zone(ア・マ・ゾーン)/ZAP MAMA

“A Ma Zone”は1999年の作品ですが、気持ちの良いコーラスが響きますから元のメンバーでしょうか。 今作は、伝統的なアフリカ音楽をR&Bやレゲェなどとミクスチャーし、 更にヒップホップなどの手法でデジタル処理した感じがありました。

アフリカ言語や発声を多用した歌唱も魅力的ですが、 目まぐるしく音が飛び跳ねるデジタル効果の快感もあります。 普段、打ち込みR&Bには興味を持たないのですが、そういうものを従えてよりよく響かせてしまう、 しっとり、ねっとり、グルーヴィーな声の魔術、という印象を受けました。 フランス文化圏であるベルギー故か、シャンソンかフレンチポップスのような要素も時折見られまして、 アフリカとヨーロッパとアメリカの音楽が融合した面白さが感じられます。 「いやよ」「あっちゅーま」と日本語に聞こえる部分がちょっと笑えました(笑)。

縦ノリとか横ノリとか言いますが、この作品は聴いていて体が楕円を描きながら前後左右に動き出す、 正に「横ノリ」の快感でございます。

ラテン、ファンク、ジャズなどは、アフリカ大陸の外で花開いたアフロ由来音楽ですが、 アフリカに戻って、また独自の発展しているようです。 アフリカ音楽は世界を還流している感がありますね。 現行のポピュラー音楽において、アフリカ音楽の果たした役割は計り知れませんし、 奴隷制度がなければ生まれなかった音楽だと思うと不思議な感じが致します。

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A Ma Zone









DIZZY ATOMOSPHERE/DIZZY GILLESPI
E

驚愕の低価格レーベルNAXOSの“JAZZ LEGEND”シリーズにあるディジー・ガレスピー選集第二弾です。 スイングとモダンジャズの中間期くらいのノリの良いナンバーがたっぷりで、 ラテンジャズあり、ゴージャスなビッグバンドあり、しっとりしたメローな曲あり、 古めのジャズが好きな者としては何とも堪りません。1トラックが2〜3分と短めなのもありがたい(笑)。 ソロが延々と続くタイプの曲は、飽きっぽい私には向かないのです。

NAXOSの日本代理店で付けているコピーには 「ガレスピーは何故日本ではこんなに売れないのか?陽性のジャズメンは日本では受けないから」とありますが、 そうなんでしょうか。確かに「危険」「不健全さ」「スリル」「陰翳」などはジャズの魅力のうちではあります。 しかし、「陽性」な温かな音色のミュージシャンはいくらでもいますし、 「陽性」の奧にある「哀愁」もまた魅力だと思うのです。

一番聴きたかったのは“Manteca”で、 これはあちこでコピーされているラテンジャズの名曲ですが (フィンランドのラテンビッグバンド版なんてのもありますが)、 チャノ・ポゾが参加しているオリジナルが収録されています。 濃いドロドロ感がたまりませんね。 関係ありませんが、かつて人気があったお見合い番組「プロポーズ大作戦」の、 参加者登場テーマの出だしが非常に良く似ているのは単なる偶然なのでしょうか(笑)。

その他ラテンジャズでは、ミステリアスで妖しい“Tin Tin daeo”、 南米を飛び越えてかなりアフロチックな“Cubano Be”“Cubano Bop” (ふたつ合わせて、クバーノ・ビバップなんでしょう(笑) )、 名曲“Caravan”など、ラテンとジャズの両方の魅力を併せ持つ曲がたっぷり楽しめます。 “52nd Street Theme”や“ Anthoropology”(ビブラフォンでミルト・ジャクソンが参加!)などは いかにもジャズという感じのお洒落で楽しい曲ですし、 “IShould Care”“Stardust”(ビブラートを効かせたクサ〜いトランペット(笑))などの 甘〜いスローナンバーも収録されていて、なかなか多彩な取り合わせです。

私はジャズコーラスが好きで、 60年代に録音された“DIZZY GILLESPIE&THE DOUBLE SIX OF PARIS”というアルバムを所持しておりますが、 こちらはスキャットのコーラスを配してお洒落な雰囲気に仕上がっています。 「往年の深夜番組のテーマ曲みたい」というレビューを読んだことがありますが・・・(笑)。 曲目が“DIZZY ATOMOSPHERE”と一部カブっていますので、聴き比べてみるのも一興かもしれません。

NAXOSの「本家サイト(すべて英語)で会員登録すると、すべてのCDのすべての曲目の出だしから1/4を試聴することが出来ます (かなり細かいところまで登録するのでプライバシーを気にされる方にはお勧め致しませんが)。 年間2000円ほどを払うとすべてのトラックを試聴することが出来るそうですが、 膨大なコレクションなので、すべてに耳を通すことは多分不可能でしょう。 本家サイトにはNAXOS WORLDという民俗音楽のシリーズがあるのですが、 日本では取り扱っていないので、是非取り扱って頂きたいものでございます。

↓NAXOS Japanサイト
http://www.naxos.co.jp
↓NAXOS本家
http://www.naxos.co









MINGUS AH UM / CHARLES MINGUS

FMで耳にしたことのある“GOOD BYE PORKPIE HAT ”がしみじみと切なくて (輸入盤のジャケットを見る限り、レスター・ヤングへの追悼のように思われます)、 これを聴きたさに購入したCDです。ファンキーだったりスリリングだったりユーモラスだったり、 さまざまなタイプの曲が収録されていて楽しめました。

いかにもジャズらしい雰囲気があり、その辺が分かり易すぎる感がありますが、 私はジャズに関してはど素人なので、こういうのが何とも言えず魅力的です。 ホーン愛好者としては、トロンボーンとサックスで構成されるやや濁ったハーモニーも 非常に気持ちようございました(厳密には三和音以上でないとハーモニーとは言わないという話ですが)。

私はテーマやメロディで好きな曲を選んでおり、ソロやアドリブはあまり理解できませんので、 ベーシストのミンガスについては今ひとつよく分かりません。 ですが、非常に優れたコンポーザーだと思いました。 メガショップならいざ知らず、小規模の新★堂とか、 郊外型の路面店しかないような当地域のショップでの扱いは今ひとつ優遇されていない印象がありますが・・・(笑)。









SWING TIME IN HAWAII/アニタ・オデイ&ハーブ・オータ

中古で見つけました。 アニタ・オデイのボーカルと、ハーブ・オータのウクレレが フィーチャーされたもので、懐かしめのジャズの感じがたまりません。

アニタ・オデイを聴いたのは初めてです。ビートルズのイエスタディが収録されていますが、 テーマからどんどん逸脱していくのがスリリングでした。ハーブ・オータのウクレレも、 優雅なジャズの音色にぴったりという感じです。

ウクレレは、元々ポルトガルの4弦ギターが元祖だったとか聞いたことがあります。 ポルトガル移民がハワイに持ち込み、 ノミがはねているという意味のハワイ語「ウクレレ」と呼ばれるようになったとか。 ブラジルにも持ち込まれてボサノヴァなどに使われているという話ですが、 そのせいか、時折ハワイアンとブラジル音楽の印象が重なる時がございます。









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