アオイ科植物の偏愛者です。 多分、花の形に清楚さを感じるのでしょう。 しぼむ時にきちんと折りたたまれているのも、なにか律儀な感じが致します。
基本的には丈夫な植物ですが、ハマキムシに弱いのが難点と言えば難点でしょうか。アオイ科植物の天敵です。
10年ほど前、家族の知人から頂いた挿し穂が大きくなり、毎年白い大輪を咲かせてくれます。
熱帯花木のアブチロンですが、関東あたりでは十分に冬越しが出来ます。温度さえあれば周年開花するそうで、真冬でも時折つぼみが付いたりするのもありがたい鉢花です。
原色っぽい花色が多く、真夏の花というイメージがありますが、本州の真夏はこの花にとっても過酷なようで、いっとき開花が衰えます。秋になるとまた華やかに咲いてくれて、12月頃まではつぼみを付けるようです。
ハワイやタヒチなどの南太平洋の花というイメージがありますが、原産地は南アジアなのだそうで、沖縄あたりで地植えになって元気に咲いているのは故郷の気候に近いせいでしょうか。
園芸店で、名前が分からないからと300円で売られていたものです。 高砂芙蓉という流通名で見かけることがありますが、何年か前に、 やっとパボニア・ハスタタという学名を知りました。
実生でよく殖えるので、かなり代替わりしています。 花はムクゲに似て清楚ですが、地植えにするとかなり猛々しく繁茂致します(笑)。
パウダー・パフという品種名のタチアオイです。初夏から夏にかけて、 路傍で大きく咲いているタチアオイをよく見かけますが、 家で栽培していると、まずああいう風には丈夫に育ちません。 何が違うのでしょうか・・・(笑)。
モミジアオイと言えば、花は赤くて花弁に間隔があり、 葉がモミジのように切れ込んでいるのが通例(?)ですが、 これもモミジアオイという札を付けて園芸店で売られていました。
某大手通販のガーデンセンターにもモミジアオイの名前出ていましたし・・・。
と言うわけで、私はモミジアオイもどきと呼んでおります(笑)。