Libro,Musica,Planta DIARY(ほぼ読書日記?)






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ニューバース桂
050630

タキイ種苗の通販で入手したアジサイ。京都の桂高校草花クラブの作出と言うことだ。

土の酸度次第で薄ピンクにも薄青にも、ガクとてまりの中間の花型、挿し木後一年で花を付ける開花の良さと、良いことづくめの惹句で、苗を購入して開花を楽しみにしていたのだが、ちっとも開花しない。

カタログに「弊社に責任のある苗については代品を送る」とあったので、物は試しとクレームのファックスを入れてみたら、代品はないが見本用の大株が送ると、立派な株が送られてきた。さすが大企業はやることが違う(笑)。 是非ひいきにしなければ・・・。






不愉快なもの2(笑)
050628

ハーレーおやじに続き不愉快なものを見た(笑)。とあるスポーツ選手の妊娠会見である。

以前から何か勘違いしているのではないかと思っていたが、 恋愛、結婚、妊娠と、己の女の部分を殊更見せつけようとするあたりが気持ち悪い。亭主と共にあるCMに出演していたが、1回だけしか見なかったのは評判が悪かったのだろうか(笑)。

何年か前、ある政党大会のゲストで呼ばれ、政治家のおっさんどもと手を取り合っていたのを見たことがある。 選手引退後は選挙に出ること確実であろう。






ハーレーおやじ
050627

一昨日の東北道で不愉快なものを見た。

群れて走るハーレーおやじである。「遊び心のある金持ち」という己に酔う気持ち悪い連中だ。お揃いの、ハイウェイパトロール風のユニホーム、セミジェットヘルにはインカム(携帯かCB無線か)と、ああいう恰好が恥ずかしくないのかと思う。

PAにて、サイドカー付きだったか、三輪だったか、リバースギア付きのハーレーがあったが、トラックと同じ音声で「バックします」と曰うのには笑ってしまった。鉄の馬、野性、猛々しさなどとは無縁の、安全な乗り物なのだなぁ・・・(笑)。






東北道日帰りドライブ
050626

よんどころない用事で東北道を走ってきた。

浦和料金所から数十キロも走るともはや田園地帯で良い景色だ。と言うより町中を避けてのコースであり、インターだけ都市郊外に作るのだろうか。

仙台まで日帰りだったので、夜の高速を走ることになった。右側車線だけを飛ばしたり、或いは車間距離を取って前の車にペースを合わせたり、退屈を紛らせながら300kmの区間を走る。ほぼ同じペースで100kmくらいを走った車などには、何とはなしに親近感が湧いてきたりするものだ。あのドライバーは今頃はどこにいるのだろうか。

というような感慨は、ちょっと片岡義男的だと思ったりする(笑)。






てるてるあした/加納朋子
050624

納朋子の「ささらさや」は優しく切ない幽霊ファンタジーだが、 その姉妹編の「てるてるあした」もよかった。 「ささら さや」同様に佐々良市(いろいろ不思議なことが起こる田舎町)を舞台にしていて、 登場人物も重なっている。

浪費家で無責任な両親が夜逃げし、佐々良市に住む遠い親戚の元教師の老女(厳格で口が悪くて毅然としている、尊敬すべき老女)を 頼らざるを得なかった15才の照代は、すべてが不満な、可愛い気のない反抗的な小娘だが、 それでも、おかしな友人が出来たり、悲しい幽霊にまとわりつかれたり、子守を引き受けたり、 徐々に佐々良に馴染んでいく。照代の葛藤と成長が読みどころだが、 悲しい幽霊の過去も大きなテーマで、親と子の様々な関係が語られていた。

「ささら さや」よりも重たいテーマを含んでいるが、複雑ながらも最後は良かったなぁと思える優しく悲しい物語である。 親の都合で厳格な教師に預けられるあたり、 「若草物語」でマーチ伯母さんに預けられたエーミーを思わせた(笑)。






エンジェルス・イヤリング
050623

サントリーが開発したフクシア エンジェルス・イヤリングは夏に強いのでありがたい。在来種はどうしても夏に枯れてしまう。

ホワイト・ローズとライラックの二品種。
エンジェルス・イヤリング





手まり青
050621

ガクアジサイの200円の処分苗(未開花株)を植え付けてみた。これから肥培すれば来年は花を付けるだろうか。

じめっとしたこのところの陽気だが、アジサイの青が何とも涼しげで救いになる。幾鉢もあるのだが、今年の咲き方はよろしくなく、つい開花鉢を購入してしまった。虫害もひどく、葉がみごとになくなってしまっている。要するに管理の悪さなのだ。心して、来年は美しく咲かせよう・・・。

今年購入した手まり青。
手まり青





ニューギニア・インパチェンス
050619

病院で購入したニューギニア・インパチェンスは、底面給水だからと油断していたらあっという間に萎れ、水をやったらあっという間に元に戻った。いつもながら見事な早業だ(笑)。

ニューギニア・インパチェンス





器徒然袋−雨&百器徒然袋−風
050618

スーパーハイテンションで非常識で、乱暴狼藉、傲岸不遜、傍若無人、 眉目秀麗な迷探偵榎木津が問答無用で謎を解く(と言うより事件を一応解決する)探偵小説。 事件自体は結構陰惨なのだが、コミカルな人間関係に笑わせられる。

知的で陰険な古本屋京極堂あたりはまだ対等の付き合いだが、大体の人間は下僕に見えるらしく、 一応は所属の探偵である益田(元刑事)というお調子者などは常に「馬鹿オロカ」と罵られているし、 最初、依頼人として登場した語り手の「ぼく」は、不思議な一味の魅力に惹き付けられ、 この人たちには近づいては行けないと思いつつも徐々に下僕化していくのである。

ひとの記憶を視る力があると思われている榎木津は、調査も操作も推理もせず、 最終的には暴れ回って事件を解決することになっており、デウス・エクス・マキナ的である。 いわば水戸黄門の印籠だろうか(笑)。痛快な連作中編集だ。

続編の「百器徒然袋−風」では、榎木津の異常度がパワーアップし、 語り手「ぼく」の下僕度もアップしている。最後にちょっとホロリとさせる場面もあったりして、 なかなかニクい。






折りたたみ機
050617

所属している団体が加盟する全国組織の総会があるので、区の市民活動のサポートコーナーで資料作りをしてきた。印刷機というのは教育現場などではポピュラーのようだが、コピーと違ってガッガッガッとあっという間に刷り上げてくれる。更に偉いのは折りたたみ機というもので、書類をあっという間に二つ折りにしてくれるのである。拍子木を叩いているような音がうるさいのが難点か・・・(笑)。

病院の花屋で購入したニューギニア・インパチェンスも底面給水だった。この花は水分が切れるとあっという間に萎れるので、底面給水がちょうどいいのかもしれない。この萎れ方がもの凄く、タコの足が垂れ下がるような感じなのである(笑)。復活する時も、水をやればすぐさまピンとなる。何か現金な奴だ。






病院のBGMとか・・・
050616

昨日、ほぼ半日病院にいる用事があった。空港にわりあい近いところにある病院なので、デイルームからぼんやり空を眺めていると、三分毎くらいに旅客機が飛び立っていく。空のラッシュというのはああいうことを言うのかと妙に納得した。梅雨空に次々消えていく機影は、何か取り残される淋しさを感じさせる。

平原綾香の、説得力ありげに聞こえる(説得力がある訳ではない)声が好きではない。胡弓のせわしないビブラートも苦手だ。なのに、病院のBGMで流れていた胡弓による「ジュピター」が妙に心地よかった。ホルスト「惑星」はもちろん名曲だし、「木星」は大変美しいメロディだと思う。これを安易に流用した「ジュピター」という曲が好きではないし、名曲のメロディだけをソロ楽器用に引用した楽曲も好きではないのに、なぜ心地よいのか不思議だ(笑)。病院という場所によるものが大きいのかもしれない。

病院のロビーでは、見舞い用の花を売っていることがあるが、この病院には小さな花屋が入っている。そして何故か鉢物も売っているのである。根付く=寝付くの縁起担ぎから、見舞い用に鉢植えはいけないという話なのだが・・・。そしてこれが妙に安いのだ(笑)。300円のニューギニア・インパチェンスを購入。案外、外来で来た患者が買っていくためなのかもしれないと思う。






1000ヒット御礼
050614

いつのまにかアクセスカウンターが1000を超えた。しょぼく運営しているウェブサイトにようこそ足をお運び頂き、感謝で一杯である。

春先、ホームセンターで売り出されたアジサイの苗が200円の処分特価になっていた。スカイブルーというガクアジサイを購入。 今年は未開花のようだが、来年は咲かせたいものだ。

あちこちの児童文学系ウェブサイトで目にする「勾玉シリーズ/荻原規子」が気になっている。古代史を舞台にしたファンタジーらしい。 児童文学は大人の鑑賞にも耐えうる作品が多くて侮れない。評論家の北上次郎氏は「バッテリー(あさのあっこ)」にはまっていたようだ(笑)。






ジャガランタ並木
050613

更新しようにもアップロード接続が出来ない。何やら家に入れない子供のような気分である(笑)。

手がけていたテープ起こしが終了した。 話し言葉は、耳で聞いている分にはすんなり流れていくが、 文字にしてみると案外不自然である。これを直す治す作業をしていたのだが、あ まりきちんとしているのも不自然だ。 「〜したんですけれども」が「〜したのですけれども」になると、なにかおかしい・・・。

所用で東京都大田区へ。環状8号線を世田谷から大田区方面へ走っていたら、 おそらくジャガランタの並木があった(環8沿いにあると噂に聞いたことがある)。 南米の花木で、青紫の涼しげな花が一斉に咲く様は実に美しい(もちろん写真で見ただけである(笑))。実際に咲いている時に見に来たいものだ。

更新
Plantaに“春から初夏の花のページ”を追加しました。






動く招き猫
050611

そば屋のウィンドウに置かれた、動く招き猫を目撃した。振り上げた左手が前後に動いておいでおいでをしているのである。ユーモラス、かつ不気味な眺めだ(笑)。

招き猫ついでだが、「笑う招き猫/山本幸久」という青春小説が面白い。現在のお笑いブーム(もはや終わっているのか・・・)が来る前の作品で、女性コンビの、漫才にかける真剣な青春が笑えて泣ける。

イザベラ

数ヶ月前に198円で買ってきたカンパニュラ・イザベルは、数輪付いていたつぼみが満開になって壮観だ。






文化の叩き売りか・・・。
050609

某リサイクルブックチェーンの激安中古コーナーは重要な仕入れどころだが、15年くらい前に大ヒットしたJ-POPのCDの105円コーナーが出来ていた。大量に出回った分だけ在庫も多いのだろう。それにしてもこの価格、喜ぶべきか、文化のたたき売りを嘆くべきなのか・・・。渡辺美里のCDを二枚購入したが、複雑な気分ではある。その他に、沖縄民謡+テクノみたいな、よく分からない中古CDを250円で購入。時折掘り出し物の民俗音楽があったりするので、やはりこのコーナーが好きだ(笑)。

「ビート・キッズ/風野潮」は、中学のブラスバンドを舞台にした、涙と笑いのヤングアダルトノベルである。最近映画化されたので再読してみたが、やはり面白かった。健気な少年英二(天然ボケ)と、狷介でクールな七生の友情を軸に、ブラスバンド活動が陽気な関西弁で語られている。中学生ながら大きな悩みを持つ二人の支え合いは、ちょっと涙腺があぶなかった。最近、吹奏楽ブームが来ているが、それ故の映画化だとしたらちょっと安易な気もする。






雉を見た!
050608

以前から声だけは聞いていたが、ついに雉の姿を見かけてしまった。山林に隣接する住宅地の道路を悠々と歩いていたのだ。なんて凄い住環境なのだろう。白い雉を見て、縁起がよいからと「白雉」と改元されたことがあるが、白くなくても何かいいことがありそうだ(笑)。

アオイ科植物偏愛者である。あの清楚なたたずまいが何とも言えず、しぼむ時もきちんと畳まれるのがなんとも律儀だ。そして今回、アオイ科植物のラインナップにラバテラが加わった。ムクゲを小さくしたような感じで、以前からカタログで見て気になっていた花だが、園芸店で250円で売られていたのだ。ラバテラには多年草と一年草があり、多年草なら良いのだが、どうだろうか。そろそろアオイ科植物天敵ハマキムシが出てくる季節である。






園芸が手に付かない(泣)
050606

何かと気ぜわしく、なかなか園芸作業に没頭できない。朝顔の種はまだ蒔いていないし、そろそろ挿し木のシーズンでもあるのだが・・・。

園芸店の500円サービス券と引き替えのミニバラ“Kordana rose”。

Kordana rose





テープ起こしをしている
050605

とある団体に所属しており、書記広報役員をやっている。実態は印刷物のPC清書係なのだが・・・(笑)。先頃、団体主催の講演会があり、そのテープ起こしをする羽目になった。体調不良でその講演会には出席しておらず、聞いていないやりとりを再現するのもなかなか大変なのだが、講演内容は興味深く、なかなか面白い作業でもある。

遙か昔の高校一年当時、図書委員というものをやらされていたことがある(本好き中高生は、結構図書委員の経験があるのではないだろうか)。高校のあった地域付近をテーマにしたドキュメンタリー「呪われたシルクロード」の著者辺見じゅん女史(角川春樹のお姉さんでもある)が来校され講演をしたのだが、そのテープ起こしを担当させられた。八王子から横浜へ、生糸を運んだ道を日本のシルクロードとし、悲惨な歴史を採り上げたものだったという記憶があるが、女史の、やや甲高いボソボソとしたしゃべり口調は二十年以上を経過しても忘れないものだ(笑)。

それ以来のテープ起こしだが、どちらの講師も有名な人であり、考えてみれば光栄な話かもしれない。






波王の秋(はおうのとき)/北方謙三
050604

足利幕府の九州探題と南朝方の征西府がにらみ合う時代、第三次元寇から自由な海を守ろうとする水軍の熱い戦いを描いた、時代海洋冒険小説の傑作!。再読だが、二回目でも十分に面白い。

九州北部の沿岸で活動する上松浦党に、済州島の水軍の頭領ナミノオオより、提携を持ちかける使者が訪れる。暗黙のうちに提携していた両者だが、元の襲来を睨み正式に手を組もうとしたのだ。

上松浦党を支配する海嶺宮(かいれいのみや)の後継者の小四郎を中心に波王水軍が組織される。中国本土の反乱軍と協力し、海の兵站線を断つことで、元が朽ち倒れていくような海戦を展開するが、この海戦の描写が迫力満点だ。船団を自由自在に動かし、新たな兵器を開発し、数の上で圧倒する元水軍に何とか対抗しようとする。

自由な海を守るために立ち上がった雄々しい男たちを描いて、手に汗握る熱い小説だった。






確執
050603

とある有名な兄弟の確執が、父親の死を機に表面化している。人の好さそうな兄、大業を成し遂げた弟は、タイプは違いながら、ともに国民的な人気を博していた。どちらと言えば弟を誹る声が聞こえてくるが、喪主をどちらがやるかという問題で、兄を○○氏と名前で呼んだ時点で大人の対応ではないなと思った。内実はどうあれ、対外的には「兄」と表現するのがマナーというものだろう(兄に対してではなく世間に対するマナー)。かねがねひとの言うことを聞かないと言われていたが、独善が更にヒートアップしている感じだ。

仲良しを演じていたアイドル親娘の確執も表沙汰になってきた。いつまでも母ちゃんの道具ではいないぞ、という独立宣言だろう。あれが当然の姿であると思う。いつまでもセット売りしていたら、芸能人としての娘の価値はなくなってしまうだろう。とは言いつつも、よく似た親子である思う(笑)。娘の方がやや美人か。

今日は芸能ミーハーなワタクシである(笑)。






画像で逃げる
050602

ネタを思いつかない時には画像で逃げるという姑息な手段がある。よって今日はヤマアジサイ(笑)。

ヤマアジサイ

しかし何故かFirefoxでは表示されない。IEなら表示できるのに・・・。と言う訳で、もし見られない方がございましたら申し訳ないっす。






城ヶ崎
050601

6月である。先月の日記にアジサイを出してしまったので、今月は何にしようかと迷う羽目になったが、別の素材をお借りして、ダリヤにした(笑)。

先日行ってきた植物園では、地元有志によるアジサイ展が開かれていたが、清楚な姿で咲く数々のヤマアジサイが集められていて、見応えがあった。原種アジサイもあれくらい多彩なのである。

咲かせたいアジサイとしては「城ヶ崎」がある。大振りの八重咲きで、酸度によって青にもピンクにも咲くようだ。以前鉢植えを買い求め、株分け苗があるのだが、一向に咲かないのである・・・。
















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